カネ神社と悪いところをぶつけるライド
日曜日は自転車仲間の方が近くを走っているというので途中から合流させてもらい、新しく知り合った地元の方に鎌倉を案内してもらいました。
鶴岡八幡宮から鎌倉の町を貫く若宮大路の反対側、滑川のローソンで仲間と合流し、海岸沿いで集合写真を撮ってからまず向かったのは銭洗弁財天。
由比ガ浜にて。右側3台の変態ぶりが素晴らしいですね。
ここに湧く霊水「銭洗水」でお金を洗うと何倍にも増えて帰ってくるとして鎌倉の観光スポットにもなっている神社ですが、自転車乗り的にはそこへ辿り着くまでの坂に血が騒ぐ人が多いとか。
以前行こうとして道を間違えた上にパンクして遅い時間になってしまったのでその時は諦めたのですが、今回ちょうどいい機会なので連れて行ってもらいました。
どんな坂かというと写真のとおり、平均勾配16%、最大勾配27.9%という笑っちゃうくらいの「激坂」が住宅地が切れたところから300m弱ほど続いていますw
激坂の証、リング付きのコンクリート舗装!
さて、今回走る5人の中では一番年上なのでエース待遇で…というわけでもなく、金魚の糞となって集団の一番後ろから登坂開始。
ところが目的の神社は全部登らなくても1/3くらい登ったところにあるのですが、上まで登ってみたかったのもさることながら「止まるとコケる」恐怖感に襲われ、勢いで前4人を交わして一番上まで行ってしまいましたw
あまりの坂のキツさに半笑いになりながら息を切らして登っていると、前から降りてきた女子大生のグループに「なんかすごい顔してたね…」と言われましたがむしろご褒美です。
さて上まで登ってみたはいいものの、下るのもまた地獄。
目一杯腰を後ろに引いて重心を後ろに取るものの、それでも前のめりに落ちていくようなとんでもない坂。
普通の姿勢のままブレーキをかけたら速度が落ちないか、フロントタイヤがロックして前転し上から自転車が降ってくるレベルで、これはこれで生きた心地がしない、本当にとんでもない坂でした。
無理やり駐輪の図。道路の角度がおかしい。
銭洗弁財天のあとは定番の鶴岡八幡宮に立ち寄り、つづいて鎌倉宮へ。
ここは「厄割り石」という、素焼きの盃で身体の悪いところを撫でて、そのあと一思いに盃を石にめがけてぶん投げて割れると快くなると言われる石があります。
最近なんだか全体的にポンコツなのでひと通り身体中撫で回したあと投げてやろうかと思いましたが、もし割れなかったら余計悪くなるらしいのでやめておきました()
鎌倉宮。静かな雰囲気が神社マニア的に○でした。
10km弱ほど走り鎌倉観光したあとは、COPEN LOCAL BASE KAMAKURAに立ち寄り軽食タイム。
ここは名前の通りダイハツが販売している軽自動車のオープンカー、コペンが展示されているカフェ。
とはいえオーナーしか利用できないわけではなく地元の人、さらにはサイクルラックも設置されていてサイクリストさえも歓迎してくれるというオープンな施設です。
タコスを食べついでにコペンを観察してみましたが、電動ハードトップのモデルが意外とカッコよくて魅かれるものがありますね。
…軽自動車なのと、自転車が積めないのでおそらく買うことはないですが()
コペン セロ クーペ。リアのルーフラインが気に入りました。
なかなかスパイシーで本格的だったタコス。
帰りは金沢区在住の友人に先導してもらい朝比奈峠を越えて、大船から柏尾川に沿って戸塚に帰りました。
ところが事件が発生したのは柏尾川の遊歩道。
前から近づいてくるライトが見えて左寄りの進路を取らないとと思い一番左のポールより左を通ろうとしたところ、前方の照明が明るいせいで見えなかった段差に接触してしまい落車しました…
前の照明が影を作っていて段差が見えず、気づいたのは5mくらい手前。
幸い左の膝と腰のあたりを打ち擦り傷になった以外は大した怪我もなく、自転車も左のSTIレバーの先とクイックリリースレバーが削れただけで修理が必要ないレベルのダメージ。
ウェアも奇跡的に擦れたり破れたりといったこともなく、買ったばかりのRaphaのビブも無事でした。
生活に支障が出るような怪我もなく、自転車もフレームやフォークにクラックが入らなかったのが不幸中の幸いですね。
距離的には45kmと短めでしたが、最後の落車は余計だったにせよいろいろ盛りだくさんで楽しい1日でした。
◆走行ログ