いも。
悲しい記憶。
あれから約1年、芋峠が開通していると聞いたので走りに行ってきました。
なん…だと…😇😇😇😇😇 pic.twitter.com/KL18IN8PdB
— てかりん (@tekarin) 2018年3月24日
まずは河内長野から金剛トンネルを抜けて五條へ出ます。
よく晴れて相変わらず素晴らしい眺めですが、目で見えるほどのとんでもない量の花粉が飛んでいてびっくりしました。
幸いなことに私は花粉症ではないのですが、それでも麓まで下っていると口の中がほんのり苦くなるほど。
五條から吉野へは交通量が多い国道24号〜国道370号〜国道169号ではなく、対岸の県道39号を走っていきます。
吉野川沿いに蛇行していくルートなので少し距離は長いですが、交通力が少なく眺めも良いのでオススメ。
六田からは右岸に渡り、一度撮ってみたかった吉野川橋梁を渡る近鉄電車を撮影。
写真奥の吉野神宮駅が高台の上にあり、高さを稼ぐために軌道をトラス構造の上に設けたプラットトラス橋になっています。
ここまで80km走り、ようやく本日の目的地の芋峠に入ります。
読み方は「いもがとうげ」で、持統天皇(在位:690年〜697年)が幾度となく行った吉野行幸の際に通ったとされる由緒ある峠道です。
芋峠は吉野側と明日香側で正反対のキャラクターを持つ峠で、吉野側は道幅も広めで明るい場所が多く走りやすいコースです。
登り始めてすぐと終盤に斜度が厳しい区間があり中盤は緩やかなので、タイムトライアルするのであれば真ん中でどれだけ踏めるかが鍵になるでしょうか。
一方で明日香側は鬱蒼とした森の中を下っていく林道になり、道幅は自動車1台がやっと通れるほどの細さで舗装は荒れ放題。
常に湿っていて苔生している場所も多く、特に下る時には注意が必要です。
とはいえ雰囲気が素晴らしく、暗い森の中の道が好きな私は気に入りました。
芋峠を越えると明日香村の栢森(かやのもり)、そして稲渕へと出ます。
稲渕といえばこの見事な棚田ですね。
彼岸花の名所として有名な稲渕ですが、いつ来ても美しい場所で大好きです。
明日香村からは走り慣れた大和中央自転車道〜国道25号のルートで帰宅しました。
先週とは打って変わってしっかり144km走れて、それでも余裕を持って帰宅できるペース配分だったので満足のいくサイクリングでした。
来月中旬のブルベにエントリーしたので、しっかり準備して臨みたいと思います。
以下、StravaとReliveです。
Relive 'いも。'