Keep on clinging!

自転車を中心に鉄道や野球・モータースポーツ観戦など、趣味について書くブログ

ぶるるるべびわこ #1

Twitterで「関西に引っ越したらフォロワーさんにこっちに来てもらえるようにブログもこまめに書く」なんて言っていたくせに、1回書いたきりで放置してはや3ヶ月。
だってグランツーリスモSPORTが面白いんだもん、仕方ない。

さてある日の夜、ふと「久しぶりに頭の悪いライドがしたい」と思い立ち、柄になく早寝早起きをして朝4時20分に東大阪の自宅を飛び出しました。 目指すは滋賀県の湖東エリア。前日近江八幡は吹雪で視界が悪くなり名神高速道路が渋滞していたというツイートもあったので、とりあえず行けるところまで行ってみようという行き当たりばったりライドの始まりです。
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VOLT1600の明るさに導かれて、冬の夜も安心。

まずは京都を目指して、早朝なら交通量が少ないので幹線道路を走れば安心して飛ばして行けると思い八尾枚方線、ついで京都守口線を走って行きます。しかし早朝は信号のパターンがこまめに切り替わり待ち時間を少なくするようになっているのでかなりの数の信号に引っかかり、思ったほどペースが伸びません。
結局最初の目的地、一条戻橋と晴明神社に到着したのは7時頃。本当は薄暗い不気味な雰囲気の中で一条戻橋の写真を撮りたかったんですが…

★ 一条戻橋

一条戻橋は平安京が造営された794年に、京都の北限をなす一条大路に堀川を渡る橋として架けられたとされています。しかし右京、こと堀川右岸は次第に衰退し、いつしか堀川を越えるこの橋は「この世とあの世をつなぐ橋」と言われるようになりました。
この橋にまつわる伝承は多く「漢学者三善清行の葬列がこの橋を通った際、子の浄蔵が棺にすがって祈るとたちまち雷鳴が鳴り響き清行が一時生き返った」「渡辺綱が夜に戻橋の袂を通りかかると美しい女性がおり、家まで送ってほしいと頼まれて馬に乗せたところ、女性はたちまち鬼へと姿を変え綱の髪をつかんで愛宕山へ向けて飛んで行った。しかし綱はこの鬼の腕を太刀で切り落として逃げることができた」など生と死、物の怪にまつわるエピソードが残る場所です。

今では京都を南北に貫く通りとしては最も幅が広い堀川通りが右岸を走り、すっかり京都の市街地に取り込まれてしまった戻橋に伝承に描かれたかつての姿を想い起すのは難しいですが、私的に京都の中でも好きな場所のひとつ。
京童流のジョークなのかどうか不明ですが、現在の一条戻橋は「この世」から「あの世」への一方通行です。
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「自転車を除く」

晴明神社

そして一条戻橋に来たならこちらも外すことはできない安倍晴明ゆかりの神社、晴明神社
ここへ来た理由は羽生結弦選手が見事な演技で金メダルを獲得したプログラム「SEIMEI」に敬意を表して。冬季オリンピックの男子フィギュアスケート史上66年ぶりの2大会連覇おめでとうございます。

安倍晴明が亡くなったのち、時の一条天皇が彼を神の生まれ変わりであるとして、その屋敷跡に晴明を祀るべく創建したのがこの晴明神社陰陽師ブームにも乗り人気のパワースポット(という呼び方はあまり好きではないですが)として知られるようになり、またこの週末には私のようなフィギュアスケートファンの訪問者も多数あったそうですが、さすがに朝7時ではまだ人影もなく、冬の朝らしい張り詰めた空気が素晴らしかったですね。神社に来るなら早朝がベスト。
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社号はおなじみ五芒星。

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さすがに自転車を立てかけるのは気が引けたので…

晴明神社を遥拝した後は、京都随一の私学である同志社と御所の間を抜ける今出川通を走り、京都大学吉田キャンパスの前を通過。慈照寺銀閣の入口、哲学の道に差し掛かるところで進路を南へ取り蹴上を目指します。
私が京都で最も好きなのは東山で、静かながらうっすら山の嵐気を感じられる空気感が気に入っていて何度でも訪れたくなる場所。学生時代はこんな場所で学問に打ち込むことができればなあ、と思いつつ叶わなかった思い出もありますが、六甲もそれはそれで良い場所なのでさておき。
京都大学吉田キャンパスの名物といえば折田先生像と、百万遍交差点に向かって設置される立て看板ですが、元カノが見たら大喜びしそうな意味がわからない看板がありました。さすが京大。
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天ぷらにしたらおいしいのに。

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人はなぜ自転車に乗るのか。

蹴上からはかつて路面電車が走っていた三条通りを東へ進み東山、ついで逢坂山を越えて滋賀県へ入ります。
滋賀県に入ってからは#2で。